症状の往来に関してまず記述します。妻が、私(夫)と行為を始めて持った後、軽度異形成を発症(厳密には再発、5年ぶり)しました。その後、私が長期出張に出ている間行為を待たなかったこともあり、数ヶ月かけてその異形成の快癒を診断されました。しかし、私が出張から帰宅後、再び行為を持ち始めてから再度軽度異形成が診断されました。 また、我々夫婦は子供を授かりたく思っており、避妊をせずに行為を行なっております。. 妻はこの状況を鑑みて、行為に対して後ろ向きになってしまっております。 私としても当然ガン化のリスクを私が作っているのであれば、出来るだけ避けたく思っております。一方で、行為の有無がさほどに関係しないのであれば、その事実を知りたく思っております。. 質問は以下の通りです。 1. この場合、私がHPVウィルスの保菌者であり、妻との行為のたびに、妻に異形成を形成する危険性があるということなのでしょうか? また、このリスクは一生続く、つまり我々は行為のたびに菌を感染させうるリスクをとらなければならないということなのでしょうか?. HPVは、たしかに性行為でうつりますが、一度うつっても自然に排除されます。 が、またかかります。 それを繰り返しているうちに持続感染といって、自然治癒しにくい状態になります。 そうなってはじめて、しかもそこから数年かけて軽度異形成ができます。 が、軽度異形成~中等度異形成ならば、体の免疫によって異形成自体が治癒することもあります。 でもまた治癒してもまた異形成になったりということは、HPVの持続感染があるとおこります。. まずは、HPV感染と異形成について、お話ししたとおりの正しい知識をふたりで持つのが大事です。 すでにHPV感染はご夫婦ともに存在していると思われますので、どちらかが別の人と性交渉しない限り新たなウイルスの流入はないでしょうから、HPV感染を過度に心配する必要はありませんし、夫婦間の性交渉をやめる理由はないです。. 免疫についてですが、一般的にいう「免疫力アップ!」は医学的には全然別のものであり、異形成を排除できる一番の免疫は妊娠そのものです。 妊娠・出産によって初期子宮頸癌までなら治癒することもしばしばです。 なので、早めの妊娠・出産は家族計画にとっても、子宮頸癌にとっても良い影響があります。 あとは、きちんと定期検査を受けてもらうことです。. 大変詳細なお返事をいただき誠にありがとうございました。 妻が別分野の医師であることもあり中々信用してくれなかったのですが、婦人科の専門医の先生のご意見を頂戴でき、妻も安心すると思います。. お互い他の人と性交渉をする予定は特にないので、それを聞いて安心をしました。 実際、妻は夫婦間でのウィルスの「ピンポン感染」のようなものを危惧するあまり、私との夜の生活にある種の恐怖心を抱いていたようです。この猜疑心により、夫婦関係にも少し支障があった(?)ため、特に問題がないということを聞いて大変安心をいたしました。. 本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。. キーワードは、文章より単語をおすすめします。 キーワードの追加や変更をすると、 お探しの情報がヒットするかもしれません. com 」の会員です。. 軽度異形成を診断されている妻との夫婦間の性行為について相談です。 症状の往来に関してまず記述します。妻が、私(夫)と行為を始めて持った後、軽度異形成を発症(厳密には再発、5年ぶり)しました。その後、私が長期出張に出ている間行為を待たなかったこともあり、数ヶ月かけてその異形成の快癒を診断されました。しかし、私が出張から帰宅後、再び行為を持ち始めてから再度軽度異形成が診断されました。 また、我々夫婦は子供を授かりたく思っており、避妊をせずに行為を行なっております。 妻はこの状況を鑑みて、行為に対して後ろ向きになってしまっております。 私としても当然ガン化のリスクを私が作っているのであれば、出来るだけ避けたく思っております。一方で、行為の有無がさほどに関係しないのであれば、その事実を知りたく思っております。 質問は以下の通りです。 1. この場合、私がHPVウィルスの保菌者であり、妻との行為のたびに、妻に異形成を形成する危険性があるということなのでしょうか? また、このリスクは一生続く、つまり我々は行為のたびに菌を感染させうるリスクをとらなければならないということなのでしょうか? 2. 妻は、オーラルセックスをした場合、(私に存在すると考えられる)HPVウィルスが口腔内に付着、口腔がんのリスクなどがあるかもしれないと疑っております。これは事実でしょうか? 3. 例えば、オーラルセックスを避ける、妊娠可能期間以外は避妊具をつけての行為をする、といった行為は有意な異形成の再発の回避方法なのでしょうか?医師としてその方法を推奨しますか? 4. 行為前に十分に性器を洗うなどの行為でウィルスを感染させるリスクは下げることができるのですか? 5. 各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは 自分で相談する ことでご確認いただけます。. このままスマホで受診・処方を受けたい方へ 【24時間予約受付中】オンライン診療の詳細はこちら 患者目線のクリニック. じょい 先生 まずは、HPV感染と異形成について、お話ししたとおりの正しい知識をふたりで持つのが大事です。 すでにHPV感染はご夫婦ともに存在していると思われますので、どちらかが別の人と性交渉しない限り新たなウイルスの流入はないでしょうから、HPV感染を過度に心配する必要はありませんし、夫婦間の性交渉をやめる理由はないです。 免疫についてですが、一般的にいう「免疫力アップ!」は医学的には全然別のものであり、異形成を排除できる一番の免疫は妊娠そのものです。 妊娠・出産によって初期子宮頸癌までなら治癒することもしばしばです。 なので、早めの妊娠・出産は家族計画にとっても、子宮頸癌にとっても良い影響があります。 あとは、きちんと定期検査を受けてもらうことです。 奥様の体調を気遣う姿、感服いたしました。素晴らしいご夫婦ですね。 早いご妊娠を祈っておりますよ。. 相談者さん じょい 先生 へ 大変詳細なお返事をいただき誠にありがとうございました。 妻が別分野の医師であることもあり中々信用してくれなかったのですが、婦人科の専門医の先生のご意見を頂戴でき、妻も安心すると思います。 お互い他の人と性交渉をする予定は特にないので、それを聞いて安心をしました。 実際、妻は夫婦間でのウィルスの「ピンポン感染」のようなものを危惧するあまり、私との夜の生活にある種の恐怖心を抱いていたようです。この猜疑心により、夫婦関係にも少し支障があった(?)ため、特に問題がないということを聞いて大変安心をいたしました。 「出産が異形成に良い影響がある」とのことで、より妊活に力を入れたく思いました。 妻に伝えたところ、「必ずしもではないのでしょ?」と不安に思っておりましたが、何もしないよりは良いですものね。 今まで通りで(?)、今まで妻が不安に思ってたことも(?)、問題ないことを伝え、二人で仲良くやっていきたいと思います。ありがとうございました。. 相談者さん コンドロイチン 先生 へ お早いお返事をいただきありがとうございました。. お探しの情報は、見つかりましたか? キーワードは、文章より単語をおすすめします。 キーワードの追加や変更をすると、 お探しの情報がヒットするかもしれません 検索しなおす 医師に相談. 今すぐ医師に相談できます 最短5分で回答 平均5人が回答 50以上の診療科の医師 医師に相談する. トップ カテゴリ一覧 性病 性の悩み 軽度異形成発生後の行為に関して. 最短5分で回答 ネットで医師相談.
「子宮頸がんは性行為のやりすぎでなる」は本当?
子宮頸がんのパートナー 〜セックスを求めてもいい?〜 | もっと知ってほしいがんと生活のこと 子宮頸がん経験者(罹患41歳)のパートナー男性(58歳)に話しを聞きました。 セックスを求めることは、不謹慎? パートナーと初めて出会ったのは、罹患から数年が経ったころ 子宮頸部異形成は、子宮頸がんの前段階(前がん病変)です。別名で子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)とも呼ばれます。病変の程度によって、軽度異形成、中等度異形成、高度異 子宮がん検診受けてますか? | 南大沢婦人科ヒフ科クリニック子宮体がん 子宮頚部内視鏡検査. 子宮体がん・子宮頸がんの治療方法について 地方独立行政法人山梨県立病院機構 山梨県 子宮がん(子宮体がん、子宮頸がん)の概要——種類や原因、症状について 地方独立行政法人山梨県立病院機構 山梨県 日本産科婦人科学会 特任理事・産婦人科専門医・指導医 日本臨床細胞学会 理事・細胞診専門医・細胞診指導医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 日本婦人科腫瘍学会 理事・婦人科腫瘍専門医・婦人科腫瘍指導医 日本産婦人科乳腺医学会 理事・乳房疾患認定医 日本婦人科がん検診学会 理事 NPO法人婦人科悪性腫瘍研究機構(JGOG) 理事. Home ブログ デリケートゾーン 子宮頸がんの 初期 症状や原因、性行為・妊娠との関係性、なりやすい人は?治療法は?ステージ毎の生存率まで丁寧に解説。. エマ婦人科クリニック名古屋栄は、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の予防接種ができる医療機関です。 4種のHPV型に対応 できるガーダシル(HPVワクチン4価)と9種のHPV型に対応できるシルガード9があります。 患者様のご希望に合わせてお選びいただけますので、ご相談ください。.
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約10%が高度異形成以上の病変に進行し、約30%は変化せず、約50~60%は自然に病変が消失するといわれています。 中等度異形成(CIN2) 子宮頸がん経験者(罹患41歳)のパートナー男性(58歳)に話しを聞きました。 セックスを求めることは、不謹慎? パートナーと初めて出会ったのは、罹患から数年が経ったころ 性交渉が少なくても、ハイリスクタイプのHPVに感染すると、がんの前段階である異形成に進む可能性が高くなります。 子宮頸がんの約70%は扁平上皮がんで、約20%が腺がんです 軽度異形成(CIN1).所属学会 日本産婦人科学会 日本産婦人科内視鏡学会 日本子宮鏡研究会 手術実績 通算 腹腔鏡手術・700件以上 開腹手術・150件以上 帝王切開・300件以上 分娩(経腟分娩)・1000件以上. そのほか、 喫煙 も持続感染のリスクと考えられています。近年では子宮頸がんの発症年齢が若年化していることが問題となっていますが、初回性交年齢が若年化傾向にあることも1つの理由であると考えられています。ただし、最大の要因は検診受診率が低いことにあるとされています。具体的に以下のような人は、現在子宮頸がん発症のリスクがあると考えられています。しかし、これはあくまでも疫学データであり、性交渉の相手が一人であっても出産経験がなくても、一度でも性交渉の経験があれば発症することがあります。. 関連投稿 関連する投稿はありません。. 子宮頸がん検診の費用は?痛い?検査内容は? 検査結果の見方から要精密検査の確率まで丁寧に解説。. 子宮頸がんを発症 する人は、 「性行為のやりすぎ」 によるものという噂が流れています。 ここでは、この噂の真偽とともに、原因となる ヒトパピローマウイルス(HPV) について、くわしく解説します。. 監修者 院長 清水拓哉. 子宮頸がんを防ぐために 山王病院(東京都) 名誉病院長. 婦人科美容 モナリザタッチ エムセラ VIO脱毛 フォトシルクプラス エレクトロポレーション 美容医療 ハイフ エムスカルプト バンキッシュME ハイドラクールプラス 高濃度ビタミンC点滴. 堀江 弘二 先生. HPV感染から 数年以内 に、 子宮頸部に軽度異形成の病変が生じる可能性 があります。 しかし、こういった病変が全てがんに進行するわけではなく、治癒したり、ウイルスが自然に排除されたりすることも多いです。. 子宮頸がん の主な原因は、ヒトパピローマ ウイルス (HPV)といわれるウイルスの感染によるものといわれています。. 戸越銀座レディースクリニック 院長. 若年女性や子育て世代に増加する「子宮頸がん」とHPV感染との関わり 和歌山県立医科大学 産科婦人科 教授. 順天堂大学医学部附属練馬病院 産科・婦人科教授/診療科長. 性行為の頻度やパートナーの数が多いと、HPVに感染するリスクが高まりますが、 子宮頸がんになる直接的な原因とは言えません。. 国際医療福祉大学成田病院 産科・婦人科. 子宮頸がん治療の最新トピックス~内視鏡手術など低侵襲手術の今後の展望~ 倉敷成人病センター 理事長. まず、感染したとしても、時間の経過とともに自然とウイルスが排出されることが多いです。排出されず、持続的にHPVに感染していると、子宮頸部の細胞が変化し、 「異形成」と呼ばれる、がんの前段階の状態 となります。. 妻は、オーラルセックスをした場合、(私に存在すると考えられる)HPVウィルスが口腔内に付着、口腔がんのリスクなどがあるかもしれないと疑っております。これは事実でしょうか? 3. 子宮肉腫 子宮頚部内視鏡検査. HPV感染者のうち、約10%は ウイルス が排除されずに長期間持続感染します。しかし、この段階で自然治癒する場合もあります。. 子宮体がん 子宮頚部内視鏡検査. 各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは 自分で相談する ことでご確認いただけます。. 神奈川県 産婦人科. 吉岡 靖生 先生. 子宮頸部異形成と子宮頸がんの主たる原因は、ハイリスク型ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染であることが知られています。HPV感染は多くの場合、性交渉により生じます。しかしながらハイリスク型HPVに感染した場合でも、多くの場合が自然消失します。一方でHPV感染が持続した症例の中の一部が、数年~10年という期間を経て、子宮頸がんへ進展すると言われています。こういったHPV感染と子宮頸がんの成り立ちから見た場合、性交渉を開始する(sexual debut)と考えられる10歳代から20歳代前半にかけて、HPVの初感染が生ずる可能性が高いと考えられます。またHPV感染は、異形成から上皮内がん、浸潤がんと病変の進行に伴って、検出頻度が高くなります。我々の検討では、ハイリスク型HPVの検出率は、扁平上皮系の軽度異形成で 経歴 杏林大学医学部卒業 筑波大学附属病院初期研修 けいゆう病院後期研修 横浜総合病院などで勤務した後に開業 資格 日本産婦人科学会専門医 産婦人科内視鏡技術認定医.